最近頻繁にテレビで目にするようになった、保育士の低賃金問題。今になって日の目を見るようになってはいるが、保育士の低賃金問題は何も今になって始まったことではない。

一般職のおよそ10万円ほど月給が少ないと言われているが、地方のに行くとその差は更に開き、手取りが10万円を切るところもある。

私が実際に働いてみて

私は4年ほど保育園に保育士の正職員として所属していたが、お給料は手取り16万円ほど。初めのうちは、これに住宅手当が出ていたのでまだ良かったが、4年目には住宅手当は出なくなり、なんと一年目のお給料よりも下回ってしまった。

3年で住宅手当分の昇給をしなかったためだ。保育士は、子ども達と遊んでいればいいだけの仕事と楽に捉えられがちだが、実際はとても大変な仕事である。

朝7時から夜20時頃まで子どもたちが保育園にいる。子どもと過ごすのが第一だが、その合間を縫って、日案、週案、月案の作成と毎日の反省、お便りを書いたり連絡帳を書いたりという多くの仕事がある。

子ども達がいるため部屋を離れられないので、順番に部屋を抜けて会議をしたりと、とてもハードワークだ。

その間にも、子ども達の予期せぬ動きに行動は制限される。お子さんがいるお母さんなら分かると思うが、自分のやりたいことがやりたいように進められないストレスは結構あるのだ。

保育士の待遇改善について

やはり私の周りも、給与面の不満から退職する保育士がとても多かった。激務に加え、それに伴う給与が支払われないとなると、いくら子どもが可愛いくて憧れで始めた仕事だとしても、モチベーションが続かずに情熱の火が消えてしまうのだ。

給与改善は何よりも早く行ってほしいことである。テレビやインターネットで話題になったことで、保育士の待遇改善、主に給与面の改善が少しずつ行われてきている。

保育士当人が声を上げているというよりは、周りが騒ぎ立てているように感じる。保育士自身ももっと声を上げ、自分たちの待遇改善を訴えてほしい。それに見合うだけの仕事を保育士はしているのだから。