子供が好きだから

これは、当たり前の理由なのかもしれませんが、根本は、ここにあると思います。小さな頃から、子供が大好きで、子供と接することが楽しかったのは事実です。キラキラした、あの眼の輝きに、吸い込まれそうで、また、泣いた顔や、怒った顔。一つ一つの表情や言動に、愛おしく感じます。

私は、いつから、こんな純粋な気持ちを忘れたのだろう…と気づかされることもしばしばあります。子供ならではの発想や発した言葉に、感動すら感じてしまうのです。小さな子供たちから、たくさんのパワーをもらって、新たな発見をさせてくれる子供たちが大好きです。

一緒に成長を感じられるから

幼い子供たちが、入園し卒園するまでに、ほんとに成長を大きく感じることができます。それを、常に、この目で見ることができるというのは、保育士の特権だと私は思っています。小さなことですが、例えば、ボタンがとめられなかった子が、一生懸命自分で、小さな穴にボタンを通す姿。何日かすれば、スムーズにボタンをとめることができていて、誇らしげに見せにきてくれる姿。

毎日泣いて登園していた子が、幼稚園大好き!と毎日ニコニコして登園する姿。大っきくなったなと、振り返ると目頭が熱くなるほど成長を感じられます。一人一人、子供たちの成長を目に焼きつけ、自分の宝物になるんだなと、この仕事をして思いました。

先生大好きだよ。大きくなったら先生になる!

この言葉を子供から聞けた時。ほんとに、この仕事をしていてよかったなと思いました。『先生大好きだよ』魔法のようなこの言葉。疲れが吹き飛ぶ瞬間でもあります。『先生も大好きだよ!』と、ギュッと抱きしめ、私も大好きだということを全力で返します。

『大きくなったら先生になる』と言われた時は、涙が出そうでした。だって、私たち保育士は、子供たちにとって初めての先生。先生っていう存在は、私たちが初めてなんですよね。

私たちを見て、憧れてくれている。この仕事に就いてほんとによかったなと、心から思いました。

大変な仕事ですが、私たちは、子供たちの魔法のような幸せな言葉たちで励まされ、また明日から頑張って保育しよう!と思うのです。